バブル崩壊後、4万円弱であった日経平均株価は1万円以下にまで、4分の1に下落した。その要因は、デフレ・将来予測される国内人口減や産業の衰退であった。これら株価下落要因は今後も続くと予想されるため、日本株には積極的に投資をすべきではない。
という主張があります。
が、私は、この意見に
賛同はできません。
そもそも株価は、本質的には将来生み出される全ての一株利益を、現在価値に直すことで形成されるはずです。
例えばゼロ金利の元で、一株利益が100円、毎年10%の減益が予想される会社の株価は、理論上
∞
Σ{100(円)×0.9^i}=1,000(円) です、よね?
i=0
※一株純資産は簡単のために0としました 笑言いたいことは
「デフレ・国内人口減による減収・減益は、既に株価に反映されていると考える方が合理的」という事です。デフレや将来の国内人口減を「市場が知らない」と考えるなんて、
迂闊すぎではありませんか。
最初に書いたような、ショボイ論理で日本株を投資対象から外してしまうのは、勿体ない事だと思います。
※私は日本株投資を薦めているわけではありません。
※記事の内容の正確さは保障しません。
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