厚生労働省が、賃金調査をしていました。
この内、下のファイルにある内容について紹介し、所感を投稿します。
平成24年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況:賃金の分布(pdfファイル リンク最終確認:2013/2/23)
1. 賃金分布
年齢別賃金は下図の分布となります。賃金は、平成24年6月分のもので、「賞与および残業手当等を除く」額になります。
i) 大学卒・大学院卒の男性
※クリックで拡大します。ii) 大学卒・大学院卒の女性
※クリックで拡大します。図は上記リンクから引用しました。
なお、高校卒・高専短大卒の給与分布も、上記リンクに記載があります。
2. 所感
気付いた事・考えた事を列記します。
(私は男性ですので、)特に男性のデータに注目します。
① 男性の上位10%以上の勝ち組は、特に30~40歳の間で賃金が急上昇(40万→60万以上)しています。20代で会社から要請されるスキルを身に付けておき、
30代で出世するというコースが典型的であるようです。② 男女ともに、年齢と共に賃金が上昇する事を確認できます。現在でも、ある程度の
年功序列が存在すると考えて良さそうです。③ 男性の50代賃金の中心値は、50万円に達しています。データ上、
人並みに仕事をしていれば50代で月給50万円になるという事です。(…私はそんなに稼げるようになるのか、不安です。)
上記賃金分布は、自分自身の立ち位置や、会社の良し悪しを考えるのにも有用そうです。知っておいて損はないデータだと思いました。
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