人差し指と薬指の長さの比率と、トレード利益との関係について言及する論文を読んでみました。記事は下記のリンクから閲覧できます。
Second-to-fourth digit ratio predicts success among high-frequency financial tradersリンク最終確認:2014/7/23※high-frequency trade: 書き振りから、この単語は必ずしもシストレを意味しているというわけではなく、2~3分程度(短い場合は数秒)ポジションを持ついわゆるデイトレを意味しているように見えます。1. 人差し指と薬指の長さの比率とトレーダーの収入について
人差し指と薬指との長さの比率と収入について、平均値を調べると下表のようになったようです。トレーダーの経験年数でも区別していますが、人差し指が短く、薬指が長いトレーダーの方が収入が良いという結果でした。

※画像は上記リンク先pdfの625ページから取得しています。
※クリックで拡大します。
※ちなみに、私も測ってみたところ、2D:4D(人差し指の長さ÷薬指の長さ)は0.957でした。この表では真ん中あたりに対応するようです。
2. どうして差ができるのか?
指の長さとトレード適性がどうして関係するのかは、下記のように説明されています。
①指の長さは胎児の時に浴びたアンドロゲン(男性ホルモン)の量に関係している。
②アンドロゲンを浴びた脳の方が、視覚からの情報処理・判断が早い。
③デイトレは瞬時の判断が要請される
以上から、アンドロゲンを浴びて薬指が長いトレーダーは、瞬時の判断が要請されるデイトレに適性があるために、多くの収入を得る事ができるのではないか。と推察しています。
3. 他にも、投資家にとって興味深い記述は多い
リンクの論文には、
「薬指が人差し指よりも長めの人は、リスクをとりやすくなり相場から退場しやすい」
「最初は投資の勉強によりパフォーマンスは伸びるが、投資歴が2年を超えると伸びなくなる」
等の示唆に富む内容を読み取る事ができます。
4. 面白いと思うものは使っていきます
(関連論文含め)ちゃんと読んで理解したわけではありませんので、科学なのかオカルトなのかは私にはまだ分かりません。ただ、いずれにしても興味深いのは間違いないです。
指の長さとトレード利益のように、何か関係しそうなものが見つかったのであれば、楽しめる範囲で積極的に使っていきたいと考えています。
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