スポンサーサイト
    Kapok の資産運用スポンサー広告
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --.--.-- / コメント:: - / トラックバック:: - / PageTop↑

    複利効果を気にするべきか否か~効果が大きくなるのはどのような場合か?
    Kapok の資産運用投資手法投資手法考察
    利子の利子、または利益の利益を複利と呼び、この複利によって単利の場合と比べて運用資産が大きく増える「複利効果」が語られる事は多いです。

    この複利効果が重要となる場合・そうでない場合について考えてみます。


    1. 簡単な想定による計算


    年利 r で n 年間運用すると、元本は(1 + r )^n 倍となります。
    展開すれば



    と続きますが、 r が小さい時は、元本と単利部分を除いた第3項の



    が複利効果として一番大きく寄与します。

    複利効果は運用年数 n の2乗と利回り r の2乗に概ね比例する事が分かります。nやrが大きい時に、複利効果は無視できない量になってきます。(nやrが極端に大きければ、第4項以降の寄与も無視できなくなります。)


    2. 複利効果を投資判断の材料にする事は普通は「無い」


    そうは言いましても、複利効果を気にする場面は滅多にないと考えられます。

    低金利の日本で円建て資産運用をする場合は複利効果(利益の利益)は小さく、単利(利益)の方が大きく寄与します。利益が小さければ、利益の利益はもっと小さいわけです。

    例えば年利2%で10年間の複利運用すれば、資産は1. 219倍になりますが、このうち1が元本、0. 2が単利部分です。そして、わずか0.018が上記第3項の複利部分です。さらに残りの0.001は利益の利益のそのまた利益等です。

    これに加えて、現実的には10年もすればリバランスや金融商品の乗り換えを行いますので、ますます複利効果が「どうでも良く」なってきます。


    3. 複利効果よりも他の効果を気にする


    このように考えますと、普通は複利効果が得られるか否かを投資判断に組み入れる事は滅多に無いと思います。最近投信クラスタで良く引用される「複利は誤差みたいなものなので気にしない♪」という考え方は、別に変だとは思いません。

    事実、複利効果の程度が小さければ、アセットアロケーションや運用方針、延いては投資信託の運用コストをチェックする方が遥かに効率的です。


    まあ、そうは言いましても、「複利効果を実感できるほどの高い利回り」は是非とも目指したいものですがね。



    スポンサーサイト
    2014.07.29 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    「ホームカントリーバイアス」をかける理由について
    Kapok の資産運用投資手法投資手法考察
    資産運用の言葉に「ホームカントリーバイアス(Home Country Bias)」というものがあります。自国の資産を多く持つような偏り(自国偏重)を示します。

    言葉の説明と、この偏りが起こる要因についてまとめます。


    1. ホームカントリーバイアス


    投資家が海外への投資に慎重になり、自国への投資が多くなる傾向の事です。

    例:
    下図は、2014年2月時点での世界の株式の時価総額比率で、日本株は8%程度を占めている事がわかります。これを踏まえれば、運用資産中の株式の内、日本株が8%より多い投資家は、ホームカントリーバイアスがかかっていると表現できます。

    201402wstocks.png
    ※クリックで拡大します。
    ※グラフは「私のインデックス世界46か国 2014年2月の時価総額」から2014/3/21に引用・取得しました。



    2. ホームカントリーバイアスがかかる理由


    ホームカントリーバイアスがかかる理由・要因を列挙します。

    自国の情報が多い:
    海外よりも国内情報が身近です。(外国の金融商品の情報は、現地にいなければ得られる情報は少なくなります。また言語的な制約も発生します。)自国は情報が多い分、多少有利な運用が可能かもしれませんので、自国の証券をオーバーウェイトしてみる理由になる事があります。

    運用上の制約:
    外国の有価証券への投資は、国内の証券への投資と比べ、売買手数料が割高になる事があります。また外国と日本とでの2重課税が発生する事があります。この事を加味し、国内の有価証券を優先的に購入するのが合理的な事があります。

    為替リスクの存在:
    外貨建て金融商品はその価格が為替変動の影響を受けます。一方で、国内の金融商品は為替の影響を受けない分、相対的に低リスク(値動きの変動が少ない)な金融商品に見えます。このため、国内の金融商品が魅力的に映る事があります。


    3. 適切な海外資産比率の模索が必要


    ホームカントリーバイアスがかかりすぎているのは問題ですが、以上の理由からホームカントリーバイアスが全くないのも合理的ではありません。適切な海外資産比率の模索をしていく事が必要です。

    私が知る限りで最も良く提案されている比率は「国内:海外=50:50」です。
    ※株式に限らず、アセットアロケーションでの国内外比率です。

    個人的にもこれくらいのものだと考えており、私自身も50:50を意識していますが、50%は多すぎると主張する方・少なすぎると主張する方、どちらも多くいらっしゃるはずです。


    2014.03.21 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    運用資産集計方法を変更してみました(VBAマクロで分散投資確認)
    Kapok の資産運用投資手法投資手法考察
    私事ですが、運用資産の集計方法を変えてみました。今まではリスク資産と低リスク資産の比率くらしか見ていなかったのですが、アセットアロケーション・業種分散・地域分散もチェックできるようにしました。

    portfolio_tool_update.png
    ※クリックで、少しだけ拡大します

    複数の証券会社で保有している雑多な金融商品を一括管理するために作成しました。VBAマクロにより、国内外株式・投資信託の時価を半自動で取得できるようにしています。時価が更新されると、アセットアロケーション・業種・地域の3種類の円グラフが更新されます。

    1年に1度程度はこのツールを用いて、ポートフォリオの問題点をチェックし修正をかけていこうと思っています。


    なお、オリジナルツールはmochiさんのブログの下記の記事で公開されています。私はこれをお借りし、自分用にカスタマイズして使わせて頂いている次第です。

    最新株価&投信基準価額を自動取得できるエクセルシートを作りました。(ダウンロードできるよ)
    ※リンク最終確認:2014/3/19


    2014.03.19 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    先物取引の魅力について(不安定な相場でのポジション調整への活用)
    Kapok の資産運用投資手法投資手法考察
    相場が不安定になってきました。こういう場合は、先物売り建てが大変便利だと思います。

    ポートフォリオのリスク低減のためには、手持ちの現物株・投信の一部を売却すれば良いですが、含み益がある場合にこれを行いますと、売却益が課税対象になってしまいます。また現物株を複数種類売買すると、売買手数料が嵩みます。

    ところが保有する現物株売却の代わりに、先物売り建てをした場合、現物の含み益には課税されませんし、低コストで売買ができます。(例えば日経平均株価が14,000円の時に、先物ミニであれば、50円ちょっとで140万円分の取引ができてしまいます。)

    「ちょっと今だけ買いポジション減らしたい」という時は、先物売りが大変便利だと思います。


    2014.02.06 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    投信での運用と個別銘柄での運用 どちらが良いか? 
    Kapok の資産運用投資手法投資手法考察
    投信での運用と個別銘柄での運用とを比べれば、それぞれメリット・デメリットがありますが、個別銘柄での運用の方がメリットが大きく感じます。

    ①投信での運用と違い、信託報酬の支払いが不要(低コスト)
    ②直接投資のため、資産の変動要因の内訳がよく分かる
    ③通貨分散・業種分散・地域分散等の、分散投資の設計が柔軟に行える
    ④国内株運用の場合、優待が受け取れる事がある
    ⑤企業の動向の情報を得る事を通して、勉強になる事も多く、おもしろい。

    など、メリットが多いと思います。
    私は原則、投信よりも個別銘柄投資をメインに運用していこうとしています。


    2014.02.04 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑




    Pagetop↑
    ブログ内検索
    プロフィール

    Kapok

    Author:Kapok


    個人投資家。1986年生まれのサラリーマンです。将来、資産運用で財産を築き、自由に暮らす事を夢見ています。

    ブログについて
    「資産運用について調べた事・考えたこと」をブログのメイン記事にしています。

    記事の情報の正確さには注意を払っていますが、保証はしません。投資判断は自己責任でお願いします。

    Kapok
    資産運用の方針
    資産運用は、下記の規定の範囲内で行っています。私Kapokが、どのような個人投資家であるかがよく分かるファイルになっています。

    Kapok の資産運用規定

    最近の記事・コメント

    アクセスカウンター
    ↑ポインタを合わせると、1週間のアクセス数推移が確認できます。

    Since Mar.17/2011
    Twitter
    おすすめ書籍
    ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
    Kapokの投資哲学に大きな影響を与えた1冊。個人投資家必読の書。

    スポンサー
    相互リンク
    資産運用全般

    株式個別銘柄投資 etc.

    投資信託 etc.

    債券・預貯金

    FX・派生商品 etc.

    その他 有価証券

    資産運用以外
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。