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    年齢別 NISA口座での買付額分布とその印象(2014年3月時点)
    Kapok の資産運用投資環境NISA
    金融庁で「NISA口座の利用状況等について」という資料が公開されています。2014年3月末時点でのNISAの利用状況が分かる資料です。

    NISA口座の利用状況等について
    リンク最終確認:2014/6/30


    1. NISA口座での買付総額の年代別分布


    資料にはNISA口座での金融商品買付総額の年代別分布が含まれていました。
    分布は下図のようになります。

    nisa_kaitsuke1q.png
    ※クリックで拡大します。
    ※画像は上記資料のpdf 3枚目から引用しています。


    2. 退職後世代の買付額の多さ・サービス対象世代の偏りの予測


    3月末時点では、退職後世代である60歳代以上の買付額が64.9%と、過半数を大きく超える値となっていました。なんとなく考えていたよりも、高齢層向けの制度になったという印象です。

    このことから、提供されているNISA向け金融商品や、NISAに関する情報・サービスは、資産形成世代ではなく、退職世代向けのものに偏らざるを得ない状況になると考える事もできそうです。

    一方で20代はNISA口座買付額のわずか2.0%しか買い付けていない事を考えれば、20代向けのおいしい話は、あまり期待しない方が良さそうです。そもそも若年層は「余裕資金がない」ために、証券会社が集客対象として意識しにくいのかも知れません。


    3. 状況は変わる可能性はあるものの


    もちろん年度末には状況が一変する可能性もあるとは思います。年末の駆け込み買いもあるでしょうし、そもそも昼に暇がないサラリーマンが、NISA口座開設に必要な住民票の取得をせず、未開設の場合も少なくはないはずです。

    ですが、やはり基本的にはNISAに関する情報・サービスは退職世代向けのものに偏る可能性が高そうだという事は、意識しておいて損はないと思いました。

    2014.06.30 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    日経平均株価の月別平均騰落率 ~上がりやすい季節はあるか?
    Kapok の資産運用投資環境日経平均株価
    株価動向の季節変化を調べました。日経225平均株価の月別平均騰落率を算出してみた結果、夏~秋は平均すると下がりやすく、冬~春は平均すると上がりやすい傾向がありそうだと分かりました。

    これを受け、運用方針も少し修正しようと考えています。


    1.平均騰落率分析 データの取得と処理について


    1-1. 元データの取得

    株価データは、下記のサイトから取得しました。
    1984年から2013年までの30年間の日経平均株価データを利用しました。

    株価データ倉庫
    ※リンク最終確認 2014/5/15


    1-2. 平均騰落率の集計

    月間騰落率は、下記の式で定義しました。

    騰落率=翌月始値÷当月始値-1


    この騰落率を月ごとに平均値とその誤差を計算しました。
    平均値の誤差は、

    標準偏差÷√データ数

    で定義しました。
    (騰落率分布は正規分布と比べやや異なる分布でしたが、平均値の精度を考える参考値の算出方法として、上記の式を利用しています。)


    2. 結果


    月別平均騰落率は下図のようになりました。

    nikkei225_Month_Return.png
    ※クリックで拡大します

    横軸が月、縦軸が平均騰落率です。
    エラーバーは上に書いた通り、平均値の誤差であり、騰落率標準偏差ではありません。

    強い相関ではありませんが、日経平均株価は
    夏~秋に下がり、冬~春に上がる
    という傾向がありそうだと分かります。

    ※もしも偶然下がりやすい月が固まったと考えた場合、その確率は「円順列」と「隣り合うものの順列」から、(6!×(7-1)!)÷(12-1)!=1.3%程度となります。現象の解釈としてはやや不自然ですので、偶然の結果ではなく、季節によって上がりやすい傾向・下がりやすい傾向があると考えました。


    3. Sell in Mayとその理由・解釈


    この夏から秋にかけての相場の不調は、Sell in Mayという相場格言として世界的にもよく知られている現象です。この現象の理由は、解釈として下記のものが挙げられます。

    ①夏は夏期休業により相場参加者が減少し、相場が不安定になる
    ②冬・春は新年度入りに伴う新規の買いが入る。
    ③同じく新年度は新たな業績予想が発表されるため、その期待感から買いが入りやすい。


    4. 資産運用方針への反映(どう利用していくか?)


    生粋のファンダメンタルズ信者や、インデックス投信信者(効率的市場仮説を仮定ではなく真実と考えるようなレベル)であれば、勿論この手のアノマリーは信じて利用するに値しないことでしょう。

    一方、私はファンダメンタルズ信奉を持ってはいますが、テクニカル信者でもあり、アノマリーは使っていこうと考えています。なぜアノマリーが起こるかは分からなくても、確かに存在するのであればそれを利用しない手はない、と考えます。

    そこで運用方針では
    ①夏の始めは特に、なるべく買わない(勿論、積立投資もしない)
    ②投資元本の金融商品への投資は、冬の始めに行う事を考える。
    を意識する事にします。

    ※本当に騰落率が上図の平均値の通りになると信じていれば、夏はケリー基準等を参考に、適切な比率で空売りをかますのが合理的ですが、そこまでの元気はなく、下がればリバランス買いを入れる程度で良いと思い、この方針にしました。



    最後に、
    信じる・信じない
    使う・使わない
    は、当然ですが自己責任でお願います。


    2014.05.15 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    日経先物取引で、踏み上げられました・・・
    Kapok の資産運用投資環境日経平均株価
    米デフォルト回避で株価が堅調です。一方で経済が悪化すると予測し、先物を売り建てていた私は若干(5万円弱)痛い目にあいました。

    先物は、自信がある時に限り取引しているため、今まで負けた事がありませんでしたので、良い勉強になりました。

    ①先物運用をすると、為替・株の関連ニュースに敏感になる。
    ②売り建ては、心理的には結構ひやひやするため、漫然と板を見る時間が増える
    ③短期売買は、欲張らない事と早めの損切が大切

    など、今回の売買は、いろいろと運用や自分自身の心理について考える機会となりました。

    今後も実際に売買してみる事を通して、運用に関する知見と、相場に対する心の動きなどを学び、その後の運用に生かしていきたいです。

    2014.02.13 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    「NISAの長い待ち時間」の記事で、資産運用を始めた頃を思い出しました
    Kapok の資産運用投資環境NISA
    下記のロイター記事を読んで、ふと運用を始めた頃の事を思い出しました。

    NISAの稼働率低迷、長い「待ち時間」に冷める投資熱
    リンク最終確認:2014/2/7


    1. 私が投資を始めた頃の相場と、口座開設を待っていた時の心持ち


    私が運用を始めたのは2007年の暮れの事です。その頃は安い手数料でネット証券での株運用ができるようになってきた時代で、友人の大学生でも既に運用を開始している人がちらほらいました。

    2007年の後半は、サブプライムローン問題の焦げ付きと日経平均下落のニュースが飛び交う時期でした。その頃私は、「株は下がったら上がる」と思っていましたので、「今は割安。株を買ってみよう。」と考え、口座開設の申請をしました。

    申請してから、実際に取引ができるようになるには、1~2週間かかります。その間に株価が暴騰し、割安さが解消され、自分が儲けられなくなったらどうしようと、そんな事を考え口座開設完了の知らせを待った事を覚えています。


    2. NISAの待ち時間、心理的にはなお更長く感じる事だと思います


    NISA口座は6週間かかる事もあるようです。

    1~2週間でもとても長く感じたので、6週間はもっと長い・・・を通り越して投資熱が冷めてしまうという記事も、投資家側の心理としては十分に共感できます。

    もちろん、突貫で始まった制度ですので、税務署・国税庁内の大変さ・バタバタ感も、想像に難くないですね。

    2014.02.07 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    NISA投信買付ランキング 分配型投信が人気
    Kapok の資産運用投資環境NISA
    SBI証券での、NISA口座利用の投資信託買付ランキングが公開されていました。


    1. ランキング


    nisa_sbitoshinkaitsuke.png
    ※クリックで拡大します。
    ※画像は SBI証券>NISA>投信>買付金額ランキング から2014/2/3に取得



    2. 傾向とその所感


    ①REIT型
    ②通貨選択型
    ③オプション型(カバコ利用)
    といった、分配志向が強い金融商品が多くランクインしています。これらはもともと人気投信ですが、NISAではその傾向が顕著になるようです。

    分配金に課税されない分だけ、NISA口座での分配型投信の運用は有利(※通常口座での買付との比較において)と考える投資家が多い事がうかがえます。

    確かに「値動きが少ないと予測→プレミアムを受けとろう」と考えるのであれば、NISA口座で分配型投信を買い付けるのが良さそうです。

    NISAは、資産運用の選択肢を広げる事ができるという点で、良い制度だと思います。


    2014.02.03 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑




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