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    見せ玉・見せ板による株価操作について
    Kapok の資産運用投資手法用語説明
    売買意思の無い大きな注文を出し、株価を有利な方向へと誘導する「見せ玉(みせぎょく)」「見せ板(みせいた)」と呼ばれる技があります。

    ※大きな資金が無ければ注文そのものができませんし、そもそも実際の株式売買では、このような注文は法律で禁止されています

    以下、仮想市場での株価操作のお話です。
    (画像も仮想市場の板情報です。)


    1. 大量の注文での株価誘導


    1-1. 買い注文で高値へ誘導

    大量の買い注文を出せば、板を見た人が、「株を欲しがる人が多いために株価が上がる」と考え注文を出すため、株価が上がりやすくなります。

    株価が上がったタイミングで、事前に仕込んだ株を売れば、高値で売却ができます。

    下記の画像は、大量の買い注文により、株価を高値に誘導する様子です。保有株を190円以上の高値で売るために、大量の買い注文を出しています。

    ※クリックで拡大します。
    misegyokuB.png


    1-2. 売り注文で安値へ誘導

    大量の売り注文を出せば、板を見た人が、「株を売りたがっている人が多いために株価が下がる」と考え注文を出すため、株価が下がりやすくなります。

    株価が下がったタイミングで、欲しかった株を拾い集めれば、安値で株の買付ができます。

    下記の画像は、大量の売り注文により、株価を安値に誘導する様子です。180円以下の安値で買うために、大量の売り注文を出しています。

    ※クリックで拡大します。
    misegyokuS.png

    1-3. 買い注文・売り注文でボックス相場形成

    大量の買い注文と、大量の売り注文があれば、株価はその間を動きやすくなります。高くなって来れば売り、安くなって来れば買いを繰り返し、相場をコントロールできれば、安値買い高値売りによる収益確保が実現します。

    下記の画像は、大量の買い注文と売り注文により、ボックス相場に誘導する様子です。見せ玉を行う人は、180円以下の安値で買い、190円以上の高値で売る事を繰り返す事を目論んでいます。

    ※クリックで拡大します。
    misegyokuR.png


    2. 見せ玉・見せ板をするリスク


    2-1. 思い通りに株価が動かないリスク

    市場参加者が賢かったり、勘が鋭く、見せ玉が見抜かれた場合等は、株価は思い通りの方向に動きません。誘導したい方向と逆に株価が動いた場合は、損をする事になります。


    2-2. 売買意思がない注文が約定するリスク

    株価誘導のために出した、売買意思がない大量の注文が約定してしまうリスクがあります。この場合、後々反対売買が必要になってきますが、有利な条件での反対売買ができない事があります。



    余談①:

    板によっては、見せ玉によって、大量の注文の隠蔽ができる場合があります。

    BEFORE(見せ玉を出す前):
    高く株を売りたいが、既に大量の売り注文があり、株価が下落してしまう可能性がある。
    misegyokuS.png
    ※クリックで拡大します。


    AFTER(見せ玉を出した後):
    売り注文を少しずつ、新規で差し込んだ。この事で、大量の売り注文が表示圏外に追いやる事ができた。市場参加者には、売り注文が少なくなったように見えるため、高値で売りやすくなる。
    misegyokuN.png
    ※クリックで拡大します。



    余談②:

    見せ玉を出して遊べる自前の仮想証券売買サイトです。
    画像はこのサイトから取得しました。

    Kapokの「仮想証券取引所」

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    2015.02.27 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    資産運用問答
    Kapok の資産運用投資手法投資心理・哲学・雑感
    職場で資産運用に興味を持ち、これから何か始める事を検討している人から、いくつか質問を受けました。ネット上には、同じ疑問を持つ人もいるかも知れませんので、その問答を投稿しておきます。



    Q. 儲かっているか?

    A. 今は儲かっています。アベノミクスにより、500万円程度の元手が700万円に増えました。


    Q. 投資はいくらあれば始められるか?

    A. 1,000円あれば始められます。それくらいの値段の金融商品が提供されています。ただし1,000円の元本が、たとえ2倍の2,000円になったところで、運用成果は1,000円と小さいため、元本は多い方が望ましくなります。

    例えば100万円程度あれば、2%増えただけで2万円増ですので、それなりの運用ができます。


    Q. 元本はどうやって貯めたか?

    私の場合は、大学院生の時に、仕送りと研究施設への出張旅費・食費などの収入で貯まったのが始まりです。社会人になってからも、(結構浪費しているものの、それでも酒をあまり飲まないためか、)元本は増え続けています。


    Q. FXによる資産運用はどうか?

    A. 為替は丁半博打であるため、お奨めはできません。


    Q. お奨めの金融商品は?

    A. 株・債券・不動産の3資産への投資が、古くからある利殖方法です。


    Q. 株式をしている人は、相場に貼りついていて大変なイメージがあるが、どうか?

    A. そういう人もいますが、そうでない人もいます。相場に貼りつかないタイプの投資家には、安定成長株を10年以上じっと持っているだけの人もいます。


    Q. 不動産投資をしているか?

    A. 私はREITへの投資をしています。REITは、多くの人から少しづつ資金を集め、不動産へ投資し、その利益を投資家に分配する金融商品です。


    Q. REITの利回りはどれくらいか?

    A. 銘柄次第ですが、年利3%程度と考えて良いのではないでしょうか。値下がりリスクがある分だけ、預貯金の金利と比べて利回りが良くなると、一般的には考えられます。

    2014.12.29 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    インフレは各アセットクラスの資産にどのような影響を与えるか?
    Kapok の資産運用投資手法アセットアロケーション
    物価が上がり、通貨の価値が下がる経済現象である「インフレ(inflation)」および、この現象が起こった際の資産運用への影響をまとめます。


    1. インフレとは


    インフレは、モノやサービスの価格が上昇する現象です。買えていたものが買えなくなる事から、物価が上がるのではなく、通貨の価値が下がると考える事もできます。

    インフレは、需給要因(モノの需要が供給を上回る時、物価が上昇)や、貨幣の供給量要因(中央銀行がお札を大量に刷った際に通貨の価値が下がる)によって引き起こされます。

    インフレ下では、金利が高くなる事が知られています。


    2.インフレのアセットクラスへの影響


    2-1. 現金・預貯金への影響

    インフレでは紙幣・貨幣の価値が下がるため、タンス預金などの利子がつかない運用では、資産規模を縮小させてしまいます。

    ただし、インフレは預貯金の金利を上昇させるため、銀行に普通預金として預ければ、インフレの度合いが大きくなった際に、リターンが大きくなると言われています。

    一方で、長期の定期預金や、ハイパーインフレ下では、利子が付くより早く通貨価値が毀損するために、他の資産での運用と比べて不利になります。


    2-2.債券への影響

    大抵の債券は固定金利であるため、インフレ(金利上昇)局面では金融商品としての魅力が薄れるため、債券のパフォーマンスは悪くなります。

    個人向け国債(変動10年)や物価連動債など、インフレに強い債券もあります。


    2-3.株式への影響

    インフレによる金利上昇は、将来にわたるキャッシュフローの割引現在価値は下がるため、大きなインフレ下では株式パフォーマンスは悪くなると言われています。

    他方で、インフレにより企業の資産や利益額の名目値が上がる場合は、株価は上昇します。株式は、「穏やか」かつ「予測可能」なインフレ下で、良いパフォーマンスを示します。


    2-4.不動産への影響

    インフレ下では不動産価値が上がり、キャッシュフローも増える事が見込まれるため、インフレ下では不動産は良いパフォーマンスを示します。


    3. インフレ・デフレへの対策


    以上のように、インフレは各アセットへ異なる影響を与えます。インフレの逆の経済現象「デフレ」では上記の逆の事が起こります。

    ①インフレ・デフレにより、著しく資産を減らさないために、各クラスへの分散投資を心がける
    ②インフレ・デフレの動向が予測できるならば、有利なアセットクラスを多く保持する

    など、対策を考える事は大切です。


    4. 所感


    こうして各資産クラスを眺めてみると、預貯金はインフレでもデフレでも無難であると分かります。預貯金は資産運用においては大切な要素であると実感しました。

    また、アセットアロケーションがコンスタントミックス(常に一定の比率)を志向する必要はなく、大きな経済構造の変化に対応できるだけの柔軟性を持っている事も、大切だと考えました。


    5. 参照


    インフレーション(wikipedia)

    インフレーションについて載っています。インフレの分類(原因や程度)や歴史など、詳細を閲覧する事ができます。


    Inflation’s Effect on Asset Classes(Financial Education)

    インフレの各アセットクラスへの影響が簡潔にまとめられています。


    インフレに強い資産運用・投資のまとめ(Money Magazine)

    国内(日本国)で起こりうるインフレと、その対策についてまとめられています。インフレ対策としての結論は「基本的に外国資産を持つ」です。詳しく書かれているため、おすすめ記事です。


    6. 記事の改訂履歴


    2013年12月28日 初回投稿
    2014年11月23日 編集・再投稿

    2014.11.23 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    比較原則と評価・判断 ~資産運用を通して得られるもの
    Kapok の資産運用投資手法投資心理・哲学・雑感
    資産運用を通して学べ、応用範囲が広いものとして、「比較原則」と「評価・判断」の力(ちから)が挙げられると考えます。金融商品を比べてどちらが望ましいか考える事が比較原則、その判断材料として指標を算出する事が評価で、運用の決定(投資判断)が判断です。

    有名かつシンプルに例を挙げれば、PERは割安さを示す比較基準で、各金融商品でこれを算出し、より割安なものを選択・判断していく事になります。

    このような評価(数値化)および比較・判断の取り組みは、資産運用の世界のみならず広く行われています。そのために資産運用での考察が実世界(仕事)の役に立つことは少なくないと考えます。

    勿論、例えば「思考停止しインデックス投信を保有する」という運用手法は費用対効果の観点では良い方法です。ただ、(特に若い投資家は)敢えてアクティブな資産運用を行う事で、得られる副産物を享受するのも、良い事だと思う次第です。


    2014.10.16 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑

    近視眼的な損失回避(myopic loss aversion)の原因と対策
    Kapok の資産運用投資手法行動ファイナンス
    長期的視点を持てば保有を続けた方が良い株等の金融資産を、価額下落を見て焦って売ってしまい、結果的に安値で手放してしまう現象があります。

    この現象は、近視眼的な損失回避(myopic loss aversion)として知られていますが、その原因をまとめ、対策について考えて投稿します。


    1. 近視眼的な損失回避の原因


    1-1. 損失回避

    損失による心理的負担は、利益による心理的満足度と比べて大きくなるために、必要以上に損失を避けてしまう心理効果です。


    1-2. 頻繁な資産評価

    必要以上にポートフォリオを確認し、損益を注視していしまう事です。これにより資産価値が減少している事について、認識をする機会が増え、結果として上記の「損失による心理的負担」が増えて、不必要な安値売りを招きます。


    2. 「近視眼的な損失回避」を回避するには?


    2-1. 理論武装

    心理効果を知り、理論により不要なバイアスを避けるのが1つの手です。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」 は孫子の言葉ですね。

    また、ファンダメンタルズ信奉による確固たる理論価値の算出も、変わりやすい心理への対策として一定の効果が期待できそうです。


    2-2. システムによる運用

    ルールを作り、それに従うのも良いと考えます。利食いルール・損切ルールや、「ドル・コスト平均法」などの積立ルールは、心理バイアスを排します。


    2-3. 忘れる・ほったらかす

    私の先輩投資家は、総損益はもはや把握しておらず、基本的にBuy&Holdを貫き10年でも20年でも株を持つようでした。

    (投資スタイルにもよるのでしょうが)忘れ、ほったらかすのも良い方法の1つだと考えられます。


    参照:

    Myopic Loss Aversion: What It Is And How To Avoid It (zeninvestor)
    リンク最終確認:2014/9/21


    2014.09.21 / コメント:: 4 / トラックバック:: 0 / PageTop↑




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