私は一応資産運用ブロガーですので、たまには投資本を読み所感をブログに投稿しようと、本日図書館に向かいました。ところが気づいたら「
ぼけナース―新米看護婦物語
」を読了していました。20世紀を彷彿させるおやじギャクなタイトルに、見事に釣られたようです。
新人看護師が仕事場で、「見たこと聞いたこと、何を考えどう行動し、結果どうなったか」といった小話を中心に構成される書籍です。いろいろな人が、いろいな事を考え、いろいろな行動をとる様子が描写されています。
他者の考えのちょっとした一要素を知っているか・知っていないかの違いで、その人の大きな言動の意味が理解できるか、できないかの違いにもなるという事などが描かれており、一種の謎解きをしているような感覚も味わえ、面白いです。
看護は人と向き合う仕事でもあることが分かります。10年以上前に出た古い本のようですが、読みやすく楽しめました。