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    「騰落率の大小」のトータルリターンへの影響について 【リスクとは?】
    Kapok の資産運用投資手法シミュレーション
    投資の世界では、「リスク」と呼ばれるパラメーターがある。
    「リスク」といっても有価証券の価格下落の危険性の事ではない。
    「リスク」は、価格変動の大きさを示す指標である。

    価格変動の大きさは、小さければ小さいほど良いことが知られている。

    この理由は、例えば、
    「1万円の株が10%上がってから10%下がると、株価は9,900円となる」
    「1万円の株が50%上がってから50%下がると、株価は7,500円となる」
    ことから分かるように、大きな価格変動は、トータルリターンの減少に直結するからである。

    さて、今回はこのリスクについて、特にポートフォリオのリスクとリターンについて考えてみた。

    使用するのは乱数シミュレーター。

    日々の上昇率と下落率が同程度となるようセッティングをし、模擬ポートフォリオのリスクとおよそ10年間(2450営業日)の騰落率を比較した。

    なお、今回は模擬ポートフォリオのリスクとして、日々の騰落率の標準偏差(σ)を使用した。

    risk.png
    (注:オーバーフローのあるグラフです)

    上のグラフが、比較の結果である。

    日々の騰落率の標準偏差が、1.5%を超えた所で、10年後に資産の80%以上を失う人が出始める。
    標準偏差が4%を超えると、ほとんどの人が資産の90%以上を溶かしている。

    これは、10万円の元手で、FXや信用取引をし、
    「今日は4,000円儲かった」(←騰落率+4%)
    などと言っている勝率50%の素人投資家は、10年間で資産のほとんどを失う可能性が高いことを意味している。

    結論:
    「リスクは小さい方が良い。」
    「市場の歪みを発見する手法を持たない素人の投資家の場合、68%以上の確率で、日々の騰落率が±1.5%以下に収まるポートフォリオを構築しなければ、10年後に投資家として生き残れる可能性が低くなる」



    カテゴリ:シミュレーター
    人気カテゴリ:日経平均株価の統計・分析
    トップページ:Kapok の資産運用
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    2011.02.21 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑




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