SBI証券が、2011年4月27日に、決算短信とその説明資料を出していました。
なんとなく読んでみたのですが、意外に面白かったので、思った事、考えたことをメモにして書いてみます。
1. 顧客である投資家の運用規模
>> (決算短信 p4 より)
>> 総合口座数:2,209,946口座
>> 預り資産 :4兆1,696億円
よって一口座あたり資産額は 416,960,000万円÷2,209,946口座=189万円
平均で、こんなに運用されているんですね。
運用規模がおそらく小さい新規口座が155,960口座もあることを加味すれば、かなりの規模を運用している個人投資家も少なくない事が、予想できます。
2. 先物・オプション取引手数料
>> (説明資料 p17 より)
>> 口座数:72,670
>> 手数料:366,356千円/3ヶ月
よって、先物・オプション取引の手数料は、1口座、1か月あたり、
366,356千円/3ヶ月÷72,670÷3=1680円
こちらは、かなり少ない気がします。
損をして退場した人が多いとか、「リスクヘッジのための最小限の売買のみ」の人が多いとか、あるのでしょうかね。
3. 委託売買代金
>> (説明資料 p9 より)
>> 委託売買代金:435,473億円/1年
売買代金44兆円!すごいですね。
預かり資産が4兆円なので、平均でも、年間5.5回、乗換が行われている計算になります。
元気なトレーダーさんが売買に励んでいるって事でしょうね。
4. 投信信託報酬
>> (説明資料 p25 より)
>> 投信残高:4,790億円
>> 信託報酬:4.69億円/3ヶ月
投信の信託報酬の販売会社の取り分は年率
4.69億円÷4,790億円×4=0.39%
意外に少ないです。信託報酬は、売り手にはあまり入らないようです。
証券会社は、投信乗り換えを促し、販売手数料を稼ぐ方が、利益に直結するようです。
事実、説明資料 p23 にあるように、投信による利益の大半が、販売手数料となっています。
5. その他雑感
説明資料には、他にも貸株収益、委託手数料、信用取引建玉残高など、興味深い資料が多いです。
SBIホールディングスの株を持っていなくても、資料をチェックするのは面白いと思いました。