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    資産運用の落とし穴① 【出所不明の平均リターン】
    Kapok の資産運用投資手法投資手法考察
    金融商品を探していると、過去の値動きから算出した「平均リターン」に出会います。
    過去の値動きを参考に、将来のリターンの期待値を考える時、この値を活用することになります。
    今回、この平均リターンについて考えてみます。


    例えば、「過去3年間の平均リターンは年率10%!」などと喧伝されている金融商品があったとします。
    年率10%。随分魅力的な感じがします。
    飛びついて大丈夫でしょうか?

    私は、10%の中身を調べないと、駄目だと思います。
    以下のような、反則をしているかもしれません。


    1.相加平均で甘めの計算をしている可能性

    1年目:+20%
    2年目:-50%
    3年目:+60%

    こんな値動きをしており、
    平均リターン = (+20% -50% +60%)/3年 = 10% /1年
    と、計算をして、年平均10%のリターンと言っているかも知れません。

    この場合、3年間のリターンは、元本10,000円だとすると、
    1年目:10,000円×(1+20/100) = 12,000円
    2年目:12,000円×(1-50/100) = 6,000円
    3年目: 6,000円×(1+60/100) = 9,600円
    と「元本割れ」となります。

    相加平均で平均リターンが高くても、値下がりしている危険はあるのです。



    2.都合の良い期間だけで平均リターンを計算している可能性

    「過去3年間の平均リターンは年率10%!」とあっても、
    「過去5年間の平均リターンは年率でマイナス10%」かもしれません。
    注意するべきです。



    他人から提供されている「平均リターン」を投資判断に活用するべきではありません。
    「リターン」は大切なパラメータです。自分で算出するべきだと思います。
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    2011.06.05 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑




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