バーナンキFRB議長が、QE3(追加の量的緩和政策)に言及したようです。
――――――引用ここから――――――
バーナンキFRB 議長は7/13、定例の議会証言(下院金融サービス委員会)に臨み、「足元のソ
フトパッチ状態が予想以上に長びきデフレ懸念が再発すれば、追加的な政策サポートの必要性
がでてくる」と発言した。また、先日発表されたFOMC 議事録でも、「数名の(a few)メンバ
ーは、景気回復が遅れ失業率の低下が進まない場合は、追加的な金融緩和策を検討する必要が
あるかもしれない」としている。こうした動きを受け、マーケットやマスコミは、「FRB がQE3
(追加の量的緩和政策)を検討している」との思惑を高めているようである。
――――――引用ここまで――――――
これにより、再びドルが世界中にばら撒かれるとの思惑から、ドル安が進行しました。
また、ばら撒かれたドルが株などのリスク資産に向かうとの思惑から、世界各国の株価は、たいていは上昇しました。
喋るだけでこの影響。
すごいですね。
QE3が決まれば、もっとドル安・株高が進むはずです。
円高ドル安は、私としてはありがたくありませんし、実力以上に上昇した株価は、暴落が待っているようで怖いです。QE3は、世界の歪を大きくしてしまう恐れがあるため、避けてほしいと思います。
ですが、実際の所は、引用元のレポートにもある通り、QE3に踏み切る可能性はまだまだ低いというのが実態のようですね。
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