米国債格下げに伴う金融不安から、大きく基準価額を下げている投資信託が出て来ました。
個人投資家から資産を預かり運用している「委託会社」は、
臨時レポートを発行し、投資家に落ち着いた投資判断を促していますが、この臨時レポート、本当に投資判断に活用して良いのでしょうか。
私は、こういう局面で、投信会社の発行するレポートは、
基本的に役に立たないと考えています。
臨時レポートの結論は、常に
買い推奨だからです。
投信の会社は、投資家から資産を預かりますが、この預かった資産総額に比例した
手数料(信託報酬)を受け取ることで、儲けています。このため、投信が売られると、儲けが減り、損をします。そうならないように、臨時レポートを発行し、資金の流出を防ぐのです。
臨時レポートで示されるシナリオは、数あるシナリオの中で、最も楽観的なシナリオです。
シナリオ通りに進まない可能性も十分考えられる事を意識し、投資判断は慎重に行うべきです。
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