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    ドル・コスト平均法が「半値になっても儲かり得る」原理
    Kapok の資産運用投資手法ドル・コスト平均法
    一定金額を投資し続ける「ドル・コスト平均法」は、例え積み立てている投信の基準価額が半分になったとしても、損益がプラスになる場合があります。その原理について考えます。



    1.半値になったが儲かった投信A

    下図のような値動きをした投信Aを考えます。
    DC_A.png

    積立開始から積立終了までに、投信の基準価額は10000円から、半値の5000円にまで下落しています。ですが、この投信を毎回10,000円ずつ積立投資をした投資家の損益は、+4,167円 となります。

    このように、ドル・コスト平均法を利用していれば、半値になっても儲かる場合があります。


    2.損益の要因

    この利益 4,167円の要因について考えます。

    t=1 で投資した10,000円は、最終的には、10,000×(5,000/10,000) = 5,000円になります。
    すなわち5,000円の損になります。・・・①

    t=2 で投資した10,000円は、最終的には、10,000×(5,000/4,000) = 12,500円になります。
    すなわち2,500円の得になります。・・・②

    t=3 で投資した10,000円は、最終的には、10,000×(5,000/3,000) = 16,667円になります。
    すなわち6,667円の得になります。・・・③

    t=4 で投資した10,000円は、最終的には、10,000×(5,000/5,000) = 10,000円になります。
    すなわち損益は0円になります。・・・④

    ①+②+③+④ より、損益 +4,167 円です。


    3.半値になっても儲かる原理

    t=1 における買付にて、「高く買って、安くなる」状態になり、損失要因になりましたが、
    t=2,3 において、「安く買って高くなる」状態になり、この利益が先ほどの損失を上回りました。

    よって、投信Aを積立てた投資家は、利益を得る事ができます。
    半値になっても儲かる原理は「安く買って高くなる」が含まれている事にあります。


    4.セールストークにご用心

    チャート上では地味ですが、損益に一番寄与したのは、t=3 で買った10,000円が、t=4で16,667円(1.7倍!)に大暴騰した事です。これが無ければ、損失をひっくり返すことができません。

    ところで、ドル・コスト平均法を用いて投信の購入を薦めるセールストークがあります。このセールストークに用いられるクソデータ(ドル・コスト平均法で基準価額が下がったのに儲かるパターン)は、この図のt=3 → t=4 のように、チャート上は地味ですが、大暴騰が含まれているデータになるはずです。

    このような大暴騰は起こらない場合もあります。
    その場合、基準価額が半分になれば、大抵大損です。
    ですので、この手のセールストークには警戒が必要です。


    5.2倍になったのに損をする投信B

    ドル・コスト平均法で積み立てると、基準価額は最初の2倍になったのにもかかわらず、損をしてしまうパターンもあります。下図のようなパターンです。

    DC_B.png

    特にt=3 で積み立てた10,000円が大きく毀損(高値買いで安くなってしまったため)するために、損益はマイナスになります。


    6.積立投資をするならば

    ドル・コスト平均法の損益原理、すなわち「安く買って高く売る」事を意識する必要があります。
    ・・・投資ですから当たり前の事ですね。


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    2012.02.01 / コメント:: 2 / トラックバック:: 0 / PageTop↑




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