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    無配投信も「リバランス」で利確の効果を得られます
    Kapok の資産運用投資対象投資信託
    以前 毎月分配型投信「分配金の利確の効果」についての具体例 という記事を書きました。「分配金には、利確の効果がある」という内容です。

    では無配投信では利確できないのでしょうか?
    無配ファンドは分配金がでませんので、「分配金による利確」は期待できません。

    ですが、ポートフォリオを組んでリバランスする等で、分配金同様に利確の効果を享受できる場合があります。具体的に見ていきます。



    1.設定

    前回の記事で扱った、基準価額が下図のように推移する投資信託を保有します。ただし、投信70%、現金30%の割合で保有します。もしも基準価額の上下により、この比率が崩れた場合は、売買によりこの比率を回復させるものとします。(バランスを元に戻すので、この売買をリバランスといいます。)

    rebalance2.png


    2.リバランスによる売却と利確

    最初、ファンドを5,600円、現金を2,400円持っています。(ファンド):(現金) は確かに 7:3 です。

    時間が経つと、ファンドの基準価額は8,000円から12,000円に1.5倍に値上がりしました。
    これにより、ファンドは5,600円×1.5=8,400円 となります。
    保有する現金は2,400円のままです。

    8,400円:2,400円 = 7:2 でバランスが崩れました。
    ここで840円だけ無配投信を売却し、
    ファンド7,560円、現金3,240円(← 7:3)とします。

    ここで売却した840円は、基準価額が12,000円から10,000円に下がる時の悪影響を回避します。値下がりを回避した分が利確の効果となります。同様に、3回目のリバランスでは2,268円分ファンドを売っています。こちらにも利確の効果があります。

    このように、無配投信でもリバランスをする事により、利確の効果が得られる場合があります。


    3.リバランスによる買付で、安値買い

    逆に、ファンドの基準価額が24,000円から6,000円に下落した時は、2,892円だけ投信を買う事で、(ファンド):(現金)の比率を元に戻します。ここで買い付けた2,892円は、ファンドの基準価額が6,000円から10,000円へ上昇する恩恵を享受できます。

    このように、リバランスによる買付は(結果として)安値買いになり、運用成績に良い影響を与える場合があります。


    4.リバランスが裏目に出る場合

    ファンドの値動きが単調である場合、リバランス売買は裏目に出てしまいます。例えば基準価額が単調増加している場合、リバランスでファンドを売却しますが、売却により得られた現金は、さらなる基準価額の恩恵を享受できません。

    また、基準価額が単調減少している場合は、リバランスでファンドを買い付けますが、こちらは買い付けた分が更に下落しますので、損が広がってしまいます。

    2.3.で見たように、リバランスは「利確」「安値買い」など、逆張の思想に基づいていますので、値動きが一方通行の金融商品とは相性が悪くなります。


    5.まとめ

    資産配分を守るように売買をすることで、無配投信でも利確の効果を得られ、さらには安値買いができる場合があります。リバランスは一方で、単調な値動きをする金融商品に適用すれば、機会損失や損失の拡大を招く場合があるという、デメリットもありますので、注意が必要です。



    6.追記

    肝心な事を書き忘れていました。
    この無配ファンドをただ持っていれば 8,000円→10,000円と、資産を25% 増やせます。
    一方で (ファンド):(現金)が 7:3になるようにリバランス(メンテナンス)していれば、資産を 8,000円→12,791円と、 60% 増やせます。

    上記値動きは、リバランスのメリットが大きくなる値動きの一例となっています。
    (確かに逆張派万歳!という値動きですよね。)

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    2012.02.12 / コメント:: 9 / トラックバック:: 0 / PageTop↑




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