有価証券を買ったものの、値下がりにより含み損が拡大し、売るに売れず、身動きがとれなくなってしまった投資家のことを「塩漬け凍死家」と言います。
1.語源
含み損が拡大し、売ることができなくなってしまった状態を「塩漬け」と呼びます。塩漬けにより身動きがとれない投資家の事を「凍死家」ともじっています。「塩漬け凍死家」のポートフォリオは、含み損で真っ青(SBI証券等では、含み損は青で表示されます)になっており、寒さが伝わります。
「塩漬け凍死家」という言葉は、2chスレ「負けてるブログ教えてくれ」で生まれたものと思われます。
2. 2chスレ「負けてるブログ教えてくれ」
息の長いスレです。2012年8月30日現在、70スレ目が建っており、数多くの「塩漬け凍死家」のブログへのリンクが得られます。
なお、似たスレに「勝ってるブログ教えてくれ」がありますが、これと比べて「負けてるブログ教えてくれ」は桁違い(10倍程度)の盛り上がりです。自分よりも負けている人を見て、楽しんだり安心したりしたいという、人の心理が透けて見えます。
3. 補足
「塩漬け凍死家」は、株式投資で失敗した人を指すことが多いです。投信投資で失敗している人を「塩漬け凍死家」と呼んでいる例は、あまり見られません。
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