2013年3月時点での、私Kapok(個人投資家)の運用方針とその設定理由について、まとめておきます。(当然ですが、運用方針は必要に応じて、今後変更する事があります。)
1. 運用原資投入枠
1-1 方針
給与の内、月々3万円もしくは5万円だけを、運用原資としてネット証券の口座に入金します。入金を3万円にするか5万円にするかは、入金時の運用損益で決めます。利益が出ている時は3万円、損失が出ている時は5万円の入金です。
1-2 方針の設定理由
運用する資金の入金額に制限を設けています。運用原資枠を超える額を、運用原資として投入し資産運用をする事はありません。収入の運用原資以外の部分は、資産運用以外で、生活を充実させるために使うか蓄える(普通預金)事に利用するためです。
また、損益で投入額を変更(3万円 or 5万円)します。これは保有する有価証券の平均取得価額を下げる事で、勝率を上げるためです。私はリターンの期待値だけではなく、勝率も重視したいため、このように設計しています。
2. 基本ポートフォリオ
2-1 方針
低リスク資産:50%
リスク資産:50%
のポートフォリオを基本ポートフォリオとします。(アセットクラス毎に目標比率を定めません。)
低リスク資産は「預貯金(円)」「国内債券(円建)」「海外債券(為替ヘッジ付き)」等、低リスクなアセットクラスで構成します。
リスク資産は、「株式」「不動産」「海外債券」等、一般的なリスク資産で構成します。
2-2 方針の設定理由
自身の運用能力から実現可能だと思われる運用成績(リスク・リターン)から、最も高い成長性が期待できるポートフォリオをケリー基準に従い算出しました。
その結果、フルインベストメントでリターンを追求するよりも、キャッシュを保有し、それを用いて下落相場時に割安銘柄を拾いに行く方が有利であると分かりました。この事から、50:50のポートフォリオを導入し、今に至ります。
管理の簡単さや、リスク許容度の観点からも、このポートフォリオは私に合います。
暫くはこのポートフォリオで行きます。
3. 個別銘柄取引(株式)
3-1 方針
企業の成長と比較し、株価が割安と思われる銘柄を購入し、その割安さが解消されるまでの間保持を続ける事を基本方針とします。(より割安な銘柄が見つかれば、そちらに乗り換えます。)
また、統計的に有利と思われる場合があれば、その取引を行う事を可能とします。
3-2 方針の設定理由
株式個別銘柄取引を行います。将来的に高い収益を得られる運用能力の修得を目指しています。また、銘柄選定を通して、多くの事柄に興味を持ち、知見を充実させる事も目論んでいます。
4. その他
4-1 方針
その他、有利と思われる取引を行います。ただし、下記4点の取引を行わない事とします。
①不正な取引
②オプション売り
③401k
④従業員持株会
4-2 方針の設定理由
オプション売りは、負けた時の損失額が大きくなり、資産運用の継続不能状態に陥る可能性があるため、利用しません。401kは「先行き不透明感」と「投資の柔軟性を著しく欠く」ため、利用しません。
持株会は、リスク分散の観点から利用しません。
以上
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