「
データ分析の基本と業務 (仕組みが見えるゼロからわかる)
」を読みました。
実践的なデータの分析についてを扱う書籍で、読んで勉強になりました。
紹介し、感想を投稿します。
1. 内容について
1-1. 種々の分析手法
種々のデータ分析の手法が、特徴毎に系統的に紹介されています。
1-2. 実践的な内容
「統計学」のようなアカデミックな雰囲気は少なく、業務・実務上、データをどう生かすかに重きを置く、実践的な内容が多いです。なお、数学的なハードルは低く設定されています。
2. 所感
2-1. データ分析について学べました
この書籍では、多くの分析手法が紹介されていました。何かを分析する際、その分析のバリエーションが増えそうです。
書かれている事を完全に理解したわけではありませんが、非常に勉強になりました。
2-2. 視野が広がります
データ分析は、「物事をどうとらえるか?」でもありますので、それが充実することにより、いろいろなものが見えてきそうです。
また、普段は意識しませんが、小売店の商品の配置や、PCサイトでの商品への誘導など、いろいろな身近なものに、分析結果による工夫が反映されているだろうという事を意識する事ができるようになりました。
身近なものの配置や情報が、どうしてこうなったか、その理由に考えが及ぶようになり、楽しく思います。
2-3. 怖いなと思う事も
私自身の意識が及ばないところで、他者による分析がされ、自身の考えや行動が誘導されたり、影響を受けたりしているしている可能性も高いわけです。上記のように楽しく思う反面、この点は、少し怖いと感じました。
いずれもこのような本を読み、情報化社会を生きる知恵をつけるのは良い事だと思います。
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